人生の重りと、それを引っ張ってきた強さ

神経症は1トンの重りを引っ張ってるようなもの!?

神経症とは、認知や考え方が歪んで、大きな生きづらさを抱えた状態です。

その辛さは歪み具合で人にも寄りますが、多くは地獄のようなものです。

例えば、普段の生活で接する人々について、心が健康な人であれば大きなストレスもなくコミュニケーションを取ることが可能でしょう。
神経症者の中には、その人々が全て自分を馬鹿にして嫌っているように思える人がいます。

例えば、自分の人生観について、心が健康な人であれば希望とは言わなくてもまぁなんとかなるだろうと思える方がいるでしょう
神経症者の中には、すぐにでもこの世を離れたいと思うような思いにかられている人がいます。

他人からぱっと見ればこの両者に大きな差が無くても、これだけ人生観に差が生まれます。
主観的に見れば、この両者の内面が天国と地獄ほどの差があることは分かると思います。

ついっていってるだけですごくない…?

それだけの重りを背負いながら、リタイアせずについて行っている人はそれだけでとんでもなく凄いですよね。現実に置き換えれば化物級と言って差し支えないでしょう。

ただこの重りは、残念ながら他人にはほとんど見えません。伴侶や家族などの近しい人でさえ、多分ろくに見えません。

それどころか、「楽だよね、いい環境だよね」とさえ言われることもあるでしょう。皮肉な話、一番この凄さを自覚すべき事実は、本人が一番信じられないことが常です。

それ故に、重りを背負った人は苦しいです。他人に認められること無く、自分の凄さを信じなくてはなりません。そこに神経症の辛さはあります。

一旦は信じられなくても、一度覚えておいてもらって、つど思い起こして貰えればと思います。

今は理解できなくても、自分は凄いと覚えておこう

理解には”知る”と”体得”の2段階があります。パソコンで言えば、ダウンロードとインストールです。

ダウンロードは本やネットなどを通じて知識を得ることです。インストールは、日々の生活の中でそれを思い起こしたり実践することで、体得していくことができます。

この記事や他の記事を通して、自分の凄さや知っておくべきことを少しでも知ってもらって、日々の生活の中で徐々にインストールしていってもらえれば幸いです。

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